Googleアドセンスのクリック率&単価を2倍に上げる効果的な配置とは?
Googleアドセンス広告を配置したものの、なかなかクリックされない!クリックされても単価が低い!などなど悩んでいませんか?
アクセスが少ない段階であれば、なかなかクリック数が安定しませんが、月間1万PVを超えているブログのクリック率&単価が上がらない場合には、配置を見直す時期が来ていると考えましょう💡
今回は、アドセンス広告について、
- 最もよくクリックされる箇所♪
- 単価が落ちる原因となる、配置すべきでない場所♪
は、どんなところなのか?実際にブログを運営してきた経験を踏まえて、ポイントを紹介して行きたいと思います^-^ノ

Googleアドセンス広告は掲載箇所によってクリック率や単価までもが大きく変わるよ💡
クリック率の高い、優秀な配置場所はどこ?
姉妹ブログ「Yugoの不思議な音楽の国」で検証した結果、Googleアドセンス広告で、最もクリック率が良かった配置は上図のような結果になりました💡
【第1位】目次下(最初のh2の上)
~目次下(最初のh2の上)はドル箱路線!?~
(ここに設置しない理由がないくらいクリックされる!)
まず最初に、PC・スマホ共に最もクリック率が高かったのが「最初のh2見出しの上」という結果になりました💡
広告を「目次の上に配置か」「目次の下に配置か」については、検証したところどちらもクリック率は誤差範囲で変わらず、
- PCでは「PVに対して約1.6%のクリック率」
- スマホでは「PVに対して約0.34%のクリック率」
でした💡
一方で、記事の離脱率は「広告を目次下に配置」した方が少なく、より効果的な配置だという結果も見えました💡

「広告の下に目次」が登場するとちょっと読む気が無くなるのかもね?

目次を見せることで、コンテンツの存在がわかりやすく、読み続ける人が増えたのかもね💡
- 目次下(最初のh2上)では、特にPC環境からのクリック率が高く、とても優秀な配置場所だった。
- PCユーザーは「情報が欲しい」よりも「物が欲しい」(購買意欲が高いユーザー層)が多いため、記事の初めの方でクリックされる率が高くなったと推測できる。
- 既に導入文を読んだ後なので、記事に興味のあるユーザは後でまた戻ってきてくれる可能性が高いこともこの配置のメリット。
- 導入部分で興味を持たなかったユーザーには、ただ離脱されるよりも広告をクリックして離脱してもらった方が収益につながる。
【第2位】本文下(記事の終わりに配置)
~本文下はスマホからのクリック率が高かった!~
(スマホでは移動中に情報を収集したい人が多かった?)
次にクリック率が良かったのが「記事本文下」💡
ちょうど記事を読み終わって、まったりタイムに入った状態で「あっ!これ面白そう!」と感じた広告があればクリックされるエリアです💡
本文下広告のクリック率は、
- PCでは「PVに対して約0.35%のクリック率」
- スマホでは「PVに対して約0.41%のクリック率」
のように、スマホの方がクリック率が高いという結果になりました💡

スマホの場合、h2上よりも本文下の方がクリック率が高いね💡
- スマホからの閲覧は移動中に「情報を得たい」と考えているユーザーが多く、記事を読み終えた後の方がクリック率が高くなったと推測できる。
- 記事終わりの部分は、ユーザーが次にどのような行動を起こすか考えているところなので、記事中に次いで収益につながりやすい場所と言われている。
- ただし、主婦層や学生などスマホのみを多く使うユーザー層ではスマホからものを購入することも多いので、ターゲット層によって変わるかも?
【第3位】関連コンテンツ広告
~関連コンテンツユニットは開放されたら使うべき!?~
(クリック率は低いけど、便利?)
月間PVが10万PVあたりを超える頃になると、関連記事の中に広告を混ぜられる「関連コンテンツユニット」が使えるようになります(現在はもう少し条件が緩いかも?)。
関連コンテンツユニットでは、PC・モバイル共にクリック率は「0.2%」程度しかないのですが、純粋に「関連記事を表示する機能」として精度が高いため、関連記事を表示しつつついでに収益化♪というつもりで設置すると便利です💡
こんなとこには貼らないほうがいい?「クリック率が低い」&「単価が下がる原因」となる掲載箇所!
上の4つの箇所は、広告を貼っても「クリック率が低い」or「クリック単価が下がる原因」になるので注意が必要です💡
(1)記事の一番下はアクティブビュー視聴率が下がる
~記事の1番下はユーザの目に入る機会が少ない~
(Googleは表示されない広告の配置を嫌う!)
記事を訪れるユーザは記事に書かれている内容を読むことが一番の目的なので、記事を読み終わったら「関連記事へ移動」したり、「離脱」するため、記事の1番下まで見られる機会はほとんどありません。
つまり、記事の1番下は「PVに対して広告が表示される割合(アクティブビュー視聴率)が極端に低くなる箇所」なのです💡
訪れるユーザーに広告が表示されないということは、
- そもそも表示されない広告がクリックされない。
- PVに対して表示割合の少ない広告があるとクリック単価が下がる。
のようなデメリットがあります。
「たまにクリックされて収益があるから残しておこう」という考えもわかりますが、アドセンス全体のクリック単価が下がってしまう原因になるのでありおすすめはできません。

あまり表示されない領域には広告を配置しない方が良いんだね💡
- アクティブビュー視聴率とは、PV (ページビュー)に対して実際に広告がユーザの視認できる領域に表示された割合のこと。
- Googleはアクティブビュー視聴率の低い広告を外すことを推奨している。
(2)タイトル下はユーザーにとっても読みづらくなる
~デザインが崩れ離脱率&滞在時間の悪化につながる!~
(記事の冒頭に広告があると、読者が記事の世界に入れない)
ブログの記事においてタイトルは玄関(入り口)です。
タイトルのすぐ下に広告があるということは、例えるならば、友達の家に遊びに行って玄関を開けたら業者がいて商品を勧められるようなものなのです💡
これでは正直すぐに帰りたくなりますよね? そんな業者から商品を買いませんよね?
ブログ記事でも同じで、入り口のすぐ後に広告を置くと?
- デザインが崩れる。
- 離脱率(サイトを離れる確率)が上がる。
- 滞在時間も短くなる。
- しかもクリック率も低い。
- クリック率の低い広告があるとクリック単価が下がる。
などデメリットだらけで、最終的にはGoogle検索エンジンで記事の検索順位が下がってしまうこともあります。

これから記事を読もうと思っている人に広告を見せてもスルーされてしまうね💡

確かに💡記事を読みたいって言う気持ちで、広告があることすら気がつかないこともあるかも💡
- 記事の冒頭で離脱したユーザーは、後で記事に戻ってくる確率が低い!
(3)タイトル上も同様に、記事を読む機会を減らしてしまう
~タイトルの上も同じ理由!~
(タイトル下よりはまだデザインが崩れない)
タイトル上に広告を表示しているサイトもありますが、こちらも「タイトル下」と同じ理由で、これから記事を読もうとしている人にとって冒頭にある広告はあまり興味がありません。
もし広告をクリックしても、また記事を読もうとすぐに戻る場合が多く、このようなユーザーの行動は、広告主にとって利益につながらずクリック単価が下がる原因となります。
また、この部分に配置する広告となると、あまり縦長のレクタングル広告は目立ちすぎるため、横長のバナー広告を選択することになりますが、このバナー広告というのはクリック単価が低いのです💡

バナー広告を貼るよりもレクタングルサイズの広告を増やしたほうがよさそうだね💡
- レクタングル広告とは、「レクタングル大(336×280)」、「レクタングル中(300×250)」の2種類があり、大きく目立つため広告効果が高く、クリック単価も高い広告ユニットとしてGoogleも推奨するサイズ。
関連記事下の「関連コンテンツ広告」は意味がない
~関連コンテンツは早めに表示する!~
(関連コンテンツを入れるなら、関連記事一覧よりも前に入れるべし)
最近のWordpressのテンプレートには、デフォルトで関連記事一覧を表示する機能がありますが、その関連記事一覧の下に関連コンテンツ広告を配置するのはあまり意味がありません。
本来は、テンプレートの関連記事機能をオフにしてGoogleの関連コンテンツユニットのみを設置するのが最適です。
でも、テンプレート独自の関連記事一覧が見やすくてどうしても使いたい!という場合には、その直前に関連コンテンツユニットを配置すると広告の視認率が上がります💡

ちなみに、記事下に表示する関連記事の数は8個くらいが選びやすくて良いと言う意見をもらっているよ💡
実際に、もっと多くの関連記事を表示して試してみたけど、増やせば直帰率が減るわけでもないみたい💡

関連記事がずらっと出てくると、どれを読んだらいいのか分からなくなっちゃうもんね💡
Googleアドセンスのクリック率&単価を2倍に上げる効果的な配置とは? のまとめ♪
今回紹介した他にも、記事本文中の見出し(h2)上に適度に広告を埋め込んだり、リンクユニットと言うボタンのような広告ユニットを使用することで収益が上がるというデータも取れています💡
しかし、やはり読む側の立場に立ってみると、記事の本文中に広告が出てくると言うのは少々煩わしいかなと思い、 収益性は高いのですが掲載をやめました。
また、リンクユニット広告も、確かにクリック率が良く収益性も高いのですが、実際に見ると何故これがクリックされるのか?そして移動先のサイト内容を見てみるといまいちユーザのメリットになるとは思えません。
収益を1番に考えるならばこれらの箇所に広告を掲載するのもありですが、ユーザー視点に立ってみるとあまり親切ではないので配置すべきではないかなと思います💡
広告を貼るにあたっては、あくまでユーザが本当に欲しい商品を購入することで満足してその広告費を得るべきです。
そして、広告主にしてみても誤クリックが多発するようであれば何もメリットはありませんよね?
「サイトを訪れるユーザー」や「広告を出稿する広告主」の立場に立って、利用する人が最もメリットを得られる掲載場所ことが、Googleにとっても高い単価を与えたいと思うのではないでしょうか^-^ノ
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